理系大学院生の機材れびゅー

音楽とギターとガジェットをこよなく愛する理系大学院生のブログです

理系大学院生にとっての就活とはなんだったのか

こんばんは

今日は更新途絶前最後に語ろうとしていた「理系大学院生にとっての就活」について振り返りたいと思います。

就活の結果

結論から言って、あまり満足いく就活はできませんでした。

私はいま、知名度はあるけれど一流というわけではないような企業に就職し、都心から2時間ほどの自然が多い場所にある拠点で研究開発に従事しています。

福利厚生もそこそこだし、決してブラックではないし、給料も悪くはないので、完全に間違った選択だったとは思いません。でも、そうやって自分に言い聞かせることで自尊心を保とうとしているだけのような気もする。 優秀な人がたくさんいる大学に生半可に入ってしまったがために、自分以外の人間は皆、一流企業に入社し、都内の一等地で働き、人生を謳歌しているように見えてしまう。片田舎の研究所に毎日通っている自分と彼らを比べては、なんでこんなことをしているのだろうとモヤモヤすることも多々あります。

こんな感じで未練たらたらなわけですが、同じ失敗をする人が少しでも減るようにと、こんなことになってしまった原因について、今だからわかることを書いていこうと思います。

何が悪かったのか ~大学時代編~

私は就活に至るまでの人生において、徹底的に選択を避けるか、先延ばしにしてきたのです。未来を確定させることは自分の選択肢を狭めることそのものののように思えて大きな選択や決断を避けてきたし、そう言った決断や選択に向けて入念に準備をするといった経験も全く足りていませんでした。

その一つの例が、進学振り分けと呼ばれる専攻分野選択のタイミングでした。学部を決めずに入学する大学において、3年次時点で成績順で進学先を選ぶタイミングが訪れることは入学前からわかっていたことでした。周りは将来を見据えつつ進学先を考え、そこに向けて1年次、2年次と準備をしていたのですが、私は特に何も考えず可もなく不可もないような成績を取ることだけを目標に漫然と日々を過ごしていました。

いざ進学先を決めるタイミングになるまで選択肢についてろくに情報も集めずにいた私は、自分の成績で問題なく入れる学部に「無難に」進学しました。

この話の中から私の思考の典型的な特徴を見て取ることができます。それは、「リサーチをしないまま期日を迎えることによって選択肢を抱えたまま悩む期間を最小化できる」「手遅れになるまで手を打たないことで、必然的に選択肢が外的要因で狭まり、自分で決めるという行為の負荷を低減できる」という誤った理解です。

その結果、「無難に」入った進学先で最初の後悔を抱えていました。しかし、無難に入れる学部だったということで講義や試験もゆるく、「もしかしてコスパの良い選択ができたのでは?」と自分を誤魔化していました。

本当はここで後悔して、自分を見つめ直し、学ぶべきだったのです。先送りにすることで事態が好転することなどないと。

しかし現実はそうはいきませんでした。

何が悪かったのか ~大学院進学編~

大学3年になるころ、自分の進むべき道を考えるタイミングが来ました。就職するか、大学院に進学するか。

それまでの大学生活で特に真面目に学問に向き合っていなかったこともあり、このまま惰性で進学することに意味があるのだろうか、早く社会に出て早く自立した方がいいのではないか、と考えていたのですが、ここでも先延ばし癖が出ることになります。

ろくに準備もしないままこの先の将来全てを決めてしまう「就職」という判断をしていいのだろうか と

今になって考えれば、その選択は遅かれ早かれいつかはしなければならないこと、準備は意識的に自発的に行わないともちろんできないということは明らかでしたが、当時は今の苦しい状態から逃れるためにそのような考え方をしてしまっていたのでしょう。

それに加えて、理系の仕事がしたい、今まで世にないものを作りたい、という漠然とした仕事への希望が「理系として働くなら修士号取るのは普通」というような言い訳を用意してしまっていたのでしょう。

結局、就活するのはやめて大学院への進学を決めたのでした。

何が悪かったのか ~就活突入編~

さて、逃げの選択で大学院に進学してすぐにまたも現実をつきつけられます。それは、進学して半年もすれば就活が始まるということです。

博士に進学してさらに3年以上学生を続ける勇気は流石に出ず、いよいよ選択肢がなくなり、追い込まれた私はそこで就活を始めることとしました。

とはいえ、情報も調べず、大学が主催する説明会に出席して推薦リストを受け取って満足しているという有様でした。

同期に自己PR用の動画撮影に協力して欲しいと頼まれ、「えらいなぁ、自分なんてまだ何にもやってないよ」と笑いながらスマホを構えていた私に、同期は「まぁ大丈夫じゃない?自分が受けてるところはだいぶ早いと思うし」と言いました。それを真に受けてのほほんとしていた自分は、自分が逆の立場だったらどういうかを少し考える必要があったのです。そう、もし自分が真面目に就活を進めている時に周りの誰かがまずい状況だったとしても、「それはまずいよ、早く真面目に就活した方がいいよ」などとは決して言いません。それは競争相手が増やしたいくないとか、その人のことが嫌いだとかいう話ではなく、単純に助ける義理もないしむしろ余計なお世話と思われてしまうのではと考えるからです。

どんなに仲が良くても友人の人生に口をだすことはないのです。自分の人生における選択は自分自身で責任を持って行わなければならないという至極当たり前のことを当時は意識できていませんでした。

ともかく、同期がインターンに参加したり、早期選考を受け始めたりしている中、研究を頑張っていれば報われるという謎の考えのもと、積極的に就活を進めることなく漫然と過ごしていたのでした。

終わりに

長くなってきてしまったので続きはまた今度。

この後本格的に就活が始まり、取り返しのつかない事態になっているという現実を突きつけられるのでした。

お久しぶりです

こんばんは。

最後の更新から3年半が経ち、 気づけば理系大学院生から理系会社員になりました。

それなりに多くの経験をしてきて、 自分を見つめ直すタイミングなのではないかと思い、久しぶりに 文章を書いて見ることにしました。

それ以外にも久しぶりに投稿をしようと思ったのにはいくつか理由があります。 今日はそれらを説明しながら、これまでの三年間を振り返ってみようと思います。

それぞれ詳しくは別の記事としてまとめようと思っているので、 今日はさわりだけ。

就活の結果

最後の投稿は理系大学院生にとっての就職活動というタイトルだったので、その話を避けては通れませんね。

いまいち本腰になれず続けた就活で、自分の理想とは程遠い企業に就職することになりました。 人にも、仕事にも恵まれ、思ったほど悲惨な日々を送っているわけではないけれど、 周りを見渡すともっと良い選択ができたのでは、、と思うこともしばしば。

また改めて書こうと思います。

社会人3年目

上に同じ。 待遇も給料もそこそこの"Japanese Traditional Company"に就職しました。

上で書いたように、理想とはかけ離れていつつも自分はこれでも恵まれている方だと誤魔化しながら送る日々に 嫌気がさすこともあります。

でも、人はいいし、何よりも楽。 いわゆるぬるま湯に使ってしまっているのでしょう。

抜け出す必要があるとは感じつつ、思い切ることができない。 そんなに煮え切らない思いを抱えながら、時間だけが過ぎていくという感覚です。

プライベートの変化

理系大学院生だった頃からお付き合いしている方と結婚しました。 社会人1年目の終わり。想像よりもずっと早かった。

それまでライフプランなど考えずに、今だけを見て生きてきた自分にとって、 結婚して、将来について考えるということが新鮮であり、同時にとても辛く苦しいものでした。

結婚生活そのものへの不満はほとんどないのですが・・・。 こちらもまた別の記事でまとめようと思っています。

同じような悩みを抱えた元理系男子は多いのではと思っているので、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。

新しいMacBookProとの出会い

実はこのBlogを始めたきっかけもMacBookProを購入したことでした。 最初の記事が2020/4だったということはその時に買ったMacBookProは4年しか使っていなかったことになる・・・?

そんなはずはないのだけれど・・・。

ともかく、今回型落ちして価格が下がったm2 chip搭載のMacBookPro 14インチを購入したので、 前任機に抱えていた不満などと一緒にまた後日書いていこうと思います。

まとめ

今回はそれぞれのトピックの簡単な紹介だけして、 詳しい内容はこれから少しずつ書いていこうと思っています。 それではまた。

理系大学院生にとっての就活とは

こんにちは、機材レビューです。

今日はレビューではなく体験談を綴っていきます。 僕は現在理系の修士2年生として都内国立大学に在籍しています。ついこの前就職活動を終えて、今はコロナとどう向き合っていくかを考えながら日々修了に向けて実験を行なっています。

今日皆さんにお伝えしたいのは理系の大学院生にとっての就活とはなんだったのかということについてです。結論から言えばなめていると痛い目に遭います。正直、理系院卒なんて引く手数多だと思っているそこのあなた、気をつけてくださいね。

高校〜浪人時代

まずは簡単な身の上から。僕は私立中高一貫校から一浪して大学に入りました。中高はいわゆる進学校で中学時代はみんな遊んでいるのに高校生になり、志望大学の話になればみな口を揃えて旧帝大やトップクラスの私大を挙げるようなところでした。その中のどれくらいの割合の人が確固たる意思を持ってそのような志望校を掲げていたかは定かではないですが、少なくとも僕自身はその環境下で周りと違う判断ができるほど意思を持っていなかったので、周りに同調するように、周りが行くと言っているし実際に行くだろうからという理由で高い目標を口にしていたのでした。

結果は裏切らないもので、周りに合わせて足並みをそろえることが目的で挑んだ一年目の受験は惨敗。浪人することになります。その後一年毎日のように予備校に通い、翌年、今の大学に無事合格することができたのです。

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河合塾

さて、ここまでの話で重要なことは、僕が今の大学に入った理由は「やりたい学問があるから」「〜〜先生に師事したいから」「就職に強そうだから」とかではなく、単に周りが目指していて、それに合わせていかないと何となく取り残されてしまうのではという不安があったからに他なりません。中高ではもちろん、予備校では「〜〜大学特別クラス」に高校からの浪人仲間がみんな行くからそこに行こうという安易な考えで所属し、もちろんそこででは周りに合わせてその大学を盲目的に目指していたわけです。

周りと足並みを揃えていればよかっただけの時代というのはここまでで、その先は自分で周りと異なる選択肢を選ぶというフェイズがいくつも待っていました。

学部時代

入学してしまえばもう安泰だと思っていた僕でしたが僕の大学では入学後に学部を決める仕組みになっていて、そこで初めて自分の意思で(周りに流されずに)選択することを求められたわけです。今思えばこの時に最初に自分がただ周りに合わせて生きてきたことに気づいたのでしょう。〜やりたいから〜学部にするとか、将来はこうなりたいから〜に行くとか言っている友人たちを横目に、自分がやりたいことなどかんがえてこなかった僕は途方に暮れてしまい、進学するための努力をすることが全くできませんでした。その結果、最終的に進学するために特に努力が必要のない学部、つまり定員割れしている学部へと進むことになりました。この話は何も僕が特別だったわけではなく、周りにも同じ思いの人がたくさんいたのではないかと思います。彼らも結局僕と同じように目標がないことをうまく隠して生きていたはずです。

思うにこの時点ではまだ僕はone of them であって大きな失敗をしているわけではなかったのです。僕が就活に失敗した大きな原因の一つはここで学習しなかったことでした。周りも明確な目標や意思がなかった(かもしれない)状況で、それをうまく隠していただけで、反省材料としてそこから学びを得たはずなんです。それを僕はしませんでした。目標を自らの意思で定めて、それに向かって努力するというプロセスから逃れることはできず、きちんと向き合わなければならないということをここで学ばなければならなかったんです。

長くなってきたので続きはまた今度。 これから就活が本格化する誰かの参考になれば幸いです。

ご無沙汰しています

こんばんは

随分と更新がないまま来てしまいました。定期的に更新することを誰に求められているわけでもないと思いますが笑

今日は久しぶりにMacBookProについて三ヶ月使った感想を書いていきます。

まずはspecのおさらい。

13インチMacBook Pro(2019 late model?)

  • thunderbolt 3 (usb type c) 2ポート
  • cpu : 1.4 GHz intel core i5 8th Gen
  • RAM : 16 GB
  • SSD : 256 GBf:id:takkeym:20200421153450j:plain

購入一ヶ月後に新モデルが発表となりかなりショックを受けました(笑)ちょうど当時はコロナ真っ只中で納期が三週間程度だったと記憶してますが、Twitterでは旧モデルの納期期間中に新モデルが発表となった購入者がapple側の厚意で新モデルにグレードアップしてもらったという話があって、タイミングの悪さを呪うことに、、、

そうは言ってもthunderbolt 3ポートが2つのモデルはcpuは第8世代のままで、変わったことといえばキーボードと価格くらいなんですね。個人的には新モデルのキーボードより今の方が気に入っているし、新年キャンペーン的なもので少し値引きになっていたしで、そこまでダメージはないんです。escキーが物理キーなのは羨ましいけれど、、、なんにせよ、今手元にあるものを愛していこうという気持ちです。

さていよいよ本題の感想に入っていきたいと思います。

一言で言えば満足ですね。

動作に問題を感じることもないし、見た目もカッコ良くて所有欲を満たしてくれたし、蓋を片手で開けられるし。購入当時はwin からMacはの乗り換えに恐怖感を多少抱いていましたが、全くの杞憂でした。むしろ今では研究室のPC(win)を使う方が違和感があるくらい。Macの使いやすさというのは伊達じゃないと思いました。Mac信者がいるのも納得。

数々いいところはあると思いますが、その中でも特に気に入っている点をいくつか挙げていこうと思います。

まずはキーボード。世間では評判の悪いバタフライ式キーボードですが、浅いストロークでパチパチ打てるのが個人的にはかなり好みです。故障しやすいという点は拭いきれないデメリットではあるのでしょうが、まだその問題に直面するに至っていないので個人的な評価はかなり高いです。f:id:takkeym:20200720170525j:plain

続いてbetter touch tool。確かに使いやすいです。それ以上でもそれ以下でもなし。強いて言えばどのアクションがどのアプリでどの機能だったかを覚えるのが大変という点が問題。

さらにairdropでのiPhoneとの連携。素晴らしく便利ですね。iPhone 8を普段使いしているのですが、撮った写真やテキストデータ、URLまで何でも一瞬で送れるのは便利としか言いようがないです。研究室のPCもMacだったらwordもpptも一瞬で共有できると思うと残念でしょうがない(これがappleの売り方か、汚い!)あまり使っていないですがairplayもbluetoothより遥かに安定していそうで使い勝手良さそう。

トラックパッドの操作性。購入前にMacerの皆さんに意見を伺ったところwinとの決定的な違いとしてあげる人が多かったのがトラックパットです。確かに感度が良い気がするけれどハイエンドwindowsマシンで設定を追い込めば同じくらいの操作性にはなる気がします。ただ、Mission controlの利便性はwinの同等機能とは比べ物にならないくらいいいです。動きのスムーズさが圧倒的に違います。winでも使用中のアプリを一覧できる機能はあるのですが、その画面に映るまで遅れがあったり、切り替えがギクシャクしたりしてストレスがあったためあまり使っていませんでしたがMission ocntrolはその点素晴らしい。winを触っていても思わず3本指スワイプをしてしまいます。

いいところはたくさんありますが、多少気になる点もいくつか挙げておきましょう。

ファン音がそれなりにする。エレキギターを弾くのが趣味の僕はpositivegrid のbias fx2をスタンドアローンで使ってジャカジャカやっているのですが、このbiasを立ち上げると高確率ですごい音を立ててファンが回ります。最初は不具合かと思ってSMCリセットを何度か試みたのですが、変化なしということでおそらく仕様でしょう。同様にLogic pro Xを使っていてもかなりのファン音がします。bias fx2を使うのはほぼ自宅ですから特に問題ないのですが、出先でLogic をいじる時にこの音が出るのは少し厳しいなという感想です。

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よく使う子たち

touch bar の使い道。正直あまり思いつきません。使ってないです。無効にする人がいるのも納得。画面の明るさ、音量くらいしか今のところ使い道を見つけられていません。あと、指紋認証が右上にあるのは使いやすいとは言えません。Macでは指紋認証でログインIDとpassword入力を省略できる場面が多々ありますが、タイピングしていた指を一度キーボードの右上に持っていくのはストレスです。入力した方が早いのでは??と思ってしまいます(実際にはもちろん指紋のほうが早い)。うまい落とし所はないんでしょうか。

これくらいでしょうか。なんだかんだ文句は言っても、やはり総合的には使いやすいです。Macを買うとしたら大学(院)生の今が最後だと思って手を出しましたが、大人になってもMacを買ってしまいそうです。それくらい使いやすいですね。今のところWindwosをディスるほどMacに染まってはいませんが、時間の問題かもしれません笑。こうしてapple信者は生まれる。

それでは今日はこの辺りで。また近いうちに更新したいと思います。誰かの参考になれば幸いです。

ブログを始めたわけ

こんばんは

今日は就活でそれどころではない中でなぜブログを始めたかということについて書いていきます。

結論から言えば、環境が変わったタイミングでしか新しいことを始められないと思ったからです。

コロナウイルスが蔓延し、自粛を求められる終わりのない生活に変わったこと。4年間使ってきたwindowsを離れMacに乗り換えたこと。自発的に活動しなくてもただ目の前のことさえやっていれば何も問題が生じず、周りの学生と足を並べて歩んでいけた研究生活から、自ら積極的に応募しESを書かねばならずそうでもしなければ取り残されてしまう就活に足を踏み入れたこと。

そう言った新たな環境に身を置いたことで、これまでやったこなかったことに挑戦してみようと気持ちが芽生えたのです。というか、このままではいけないと言う思いが何でもいいから新しいことをしよう、新しいことを始めれば何かが変わるのではないかといった願いにも近いものがあったかもしれません。

実際に初めてみて、いかに最近自分がものを書いていなかったかということを思い知りました。書き言葉ですら論理的にならないのに、面接で論理的に喋れているわけがないし、それは全然通らないわけですね。また、コロナの影響で研究が全く進展しないために修論を書き始めたのですが、やはり文章がまとまらない。何を伝えたいのかわからない文章になってしまう。そう言った状態のリハビリとしても、毎日文章を書く習慣は良いのではないでしょうか・・・?

そうそう、MacBookのキーボードのタイプ感がとても気持ち良くて、文章を打っていて楽しいと言うのも続けられる一因かもしれません。これについてはMacにして良かったことの記事にしてまたまとめるつもりです。

というわけで今後も頑張って更新していきます。完全に日記状態でれびゅーになっておらずすみません。

いわゆるSEO対策ももう少し頑張っていきます。それではおやすみなさい。

夜中に急にジュースが飲みたくなる話

こんばんは。

今日はレビューではなく、夜中に急にジュースが飲みたくなる話をしようと思います。

僕は中高生時代から圧倒的に夜型人間で毎夜毎夜夜更かしをしてネットサーフィンやら動画干渉やらゲームやらをしているのですが、日付が変わってから数時間すると、とても喉が乾くのです。喉が乾くだけなら何の問題もないのですが、なぜかジュース(甘い飲み物)を飲みたくなるのです。水でもお茶でもなく、フルーツジュースとかあるいはコーラのような炭酸飲料を体が求めるのです。家にそういった飲料が常備してあるわけではないので、飲みたいと思っても我慢することが多いのですが、耐えられなくなってコンビニに走ることがあります。

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この時間帯になるととんでもなく魅力的に見える

もともと僕はこまめに意識して水分を取るといった習慣はなく、出歩く際にも基本的に飲み物は持たずどうしても飲みたいと思った時にだけ現地で購入することが大半です。飲み物が欲しいと言う欲求も周りの人に比べて少ない方だと感じますし、周りに合わせて、特に必要もないのに水分を摂取すると急にトイレが近くなってしまうのです。なんとなく、自分の体内に保有されている水分がいつもほぼ適正で、変化することが少ないのではと勝手に妄想しています。医学的根拠は一切ないけど。

最近は夜中に飲みたくなるだろうからと思って昼の間に飲み物を買っておくことがあるのですが、そう言う時にいざコンビニのペットボトルのショーケースの前に立つとどれも全く魅力的に映らないんですね。夜中に来た時はどれも美味しそうに見えたのに。

さて、話は変わりますが、チョコレートは人間が本能的に好むものらしいです。一説によるとそれはチョコレートを食べることで、人類が生きるために必要としている糖分と油分を同時に摂取できることにあるそうですね。(融点が体温付近で口に入れると溶けるため、口当たりがとても良いことも要因だと聞いたことはあるけれど)それと同じように夜中の僕が本能的に求めてしまうジュースは糖分と水分を同時に摂取できる効率的な物質なのかもしれません。

糖分を体が求める時は体が疲弊して血糖値が下がっている時らしいです。確かに深夜は1日活動して一番エネルギーを消費した後で疲れている場合が多いのかもしれません。(最近は活動らしい活動をしているわけではないし、疲れているとは思えないのだけれど)もうひとつ喉が乾く要因としては部屋が乾燥が考えられます。これらの要因が合わさって無性にジュースを飲みたいと言う状況が生まれるのかなと推察しています。

あと、もう一つ思い当たることがあって、徹夜で作業するときには3時ごろにエナジードリンクを飲むことをお決まりにしていたのですが、それが大好きだったんです。作業を一旦中断してコンビニまで歩き、スナック菓子とエナジードリンクを買って帰る。つまみながら作業を再開する。これが恒例でむしろこれをしたいがために徹夜をしていたと言ってもいいくらいです。この習慣が積み重なって夜中になると甘いものを飲みたくなってしまうのかもしれません。パブロフの犬か。

ともかく、今後はジュースでも野菜ジュースとかヨーグルトドリンクにするとか、果物にするとか少しは健康的な物を摂取するように心がけていきたいと思います。

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KAGOME 野菜生活 野菜ジュースとは名ばかりか??

それではおやすみなさい。

Bogner burnley distortion pedal

こんばんは。

今日はちゃんと機材について書いていきます。と言うわけで本日はこちら!!

Bogner burnley distortion

言わずと知れた高級アンプメーカーbognerのコンパクトエフェクター。2014年ごろに発売されたこのエフェクターはNEVEトランスを内蔵したbogner製エフェクター群のうちの一つで、bognerペダルとして有名なEcstasy red/blueシリーズとは別ラインとなっています。音響機器メーカーとして有名なNEVE製のトランスを内蔵していることがウリです。(特に実感なし)

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bogner ecstasy シリーズ(?) と NEVEシリーズ(?) bogner公式HPより
僕が所有しているのはburnleyの限定生産版でトップが木製(Bubinga exotic hardwood top panel)になっています。少し無機質な通常版と比べると愛着湧きやすいのではと思います、結構気に入っています。
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限定版burnley

現在は中古で2万円ほどで購入できるようです。僕は4年前くらいに4万円弱で買ったと思います。当時B'zにどハマりしていた僕は(今も大好きですが)松本孝弘さんが使っていたことがあると言うだけでbognerに飛びつき、ecstasy redを試奏したのですが、あまりにギャンギャンサウンドだったために買うことを渋っていました。そのときにこのペダルに出会い、弾いてみるととても滑らかで耳に優しい音だったのです。これだと思い購入。割と即決でした。

4年間使っていて、いろいろと思うところはあるのでそれを書いていきたいと思います。

ではレビューしていきましょう!

音について

まず、一言で言うと暗いです。歪みは深くかけることができますが、ザクザクしたようなエッジの効いた音はなかなか出せません。アンプ側で高音域をかなり強調してやっときらびやかな音になるといった感じです。その代わりに耳に痛いと思ったことは一度もありません。

ペダル上部にはtight/fatモードの切替スイッチがついており、tightだと低音がスッキリした音に、fatだと太い音になり少し音量と歪みが増えるイメージです。ノブはlevel, tone, gainの三つでシンプルです。gainはどの位置でも使える音になるのに対して、toneは12時以下ではほぼ使えないといった印象です。というのも、toneを下げると音量が下がり、音も細くなってしまうからです。もともと音が暗めなのでtoneは上げ気味で使うことが多く、そこまで気になりませんが、ここは欠陥かなぁ。

何度も書いているように音が暗い(特にfatモード)ので歪みきったメタル風のバッキングには向いていません。(無論できないわけではないです)一方でギターソロやリードフレーズを弾く際には抜けがよく、耳に痛いといったこともない綺麗な音色で活躍してくれると思います。tight/fatの切り替えは外部からコントロールすることができないのでバッキングとリードをこれ一台で完結することはできませんし、リード、ソロ専用歪みかなぁと思います。ここはデュアルスイッチを備え、単体でブーストできるecstasyシリーズのペダルに劣る点ではあります。

入力音に対するレスポンスは素晴らしく、ボリュームを絞るとほぼクリーン、クランチサウンドを実現できます。歪んだ音よりもいいのではないかと言うくらい、太くて甘い音になります。ぜひ試してみてください。

音以外の面について

まずスイッチ部分(踏む部分)のふみごごちが最悪です。これはもう最悪としか言いようがないのですが、機械式でかなり硬めなので踏み損ねがよくあります。しっかり踏もうと思って踏み込んでばかりいたら壊れてしまいました。今は常時オンにしてスイッチャー側で制御するようにしています。

また各種ノブも外れやすい上、プリントがはげやすいです。僕のものはマーカーで上から書き直しています。

重さはそこそこあります。また、エフェクトがオンになっている時に着くLEDは入力信号によって明るさが変わります。この機能は何気に便利で、ボードを繋いだのにアンプから音が出ないといったトラブルの際に、このLEDをチェックすれば問題がこのエフェクター以前の配線にあるのか否かがわかります。本来の機能とは明らかに違いますが(笑)

まとめ

Bogner burnleyは音が暗めでザクザクとした音を出すのは難しいですが、滑らかで耳に優しいリードトーンを求める方には最適なペダルだと思います。レスポンスも非常によく、手元で色々な音色を作ることも可能なので非常によくできたペダルです。気になった方はぜひ実際に弾いてみてください。

3日坊主にならずに済んで安心。それでは、また明日。